経口剤(OSD)

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経口投与は、様々な疾患の治療において、利便性、患者さんの治療継続率、費用対効果等が最も高く、安全な投与経路です。経口固形製剤(OSD)とは、口から摂取され、消化器官で溶解し、血流に吸収されて体内に送り込まれる製剤です。最も一般的な経口固形製剤(OSD)の形態である錠剤とカプセルは、効率的でコスト効率が高く、保存性があり、投与が容易です。世界中の患者さんに広く理解され、受け入れられており、またスケールメリットの観点から、製薬会社にも好まれる製剤です。

標準的な即時放出錠や徐放錠の他に、口腔内崩壊錠や時限放出カプセルなど、便利な方法で有効成分を確実に送達する経口投与形態があり、様々な形状、サイズ、およびフレーバーの組み合わせで相当数存在します。利用可能な固形製剤の選択肢の幅と多様性によって、放出効率、pH感受性、原薬の味などの医薬品有効成分(API)の特性だけでなく、患者さんや消費者の好みやニーズの変化にも、迅速かつ創造的に対応することが可能です。

添加剤の役割

生産効率と薬物送達の有効性は、有効成分と共に使用される添加剤によって左右されます。有効成分と賦形剤のブレンドは、設計され、予測された通りに治療を行うだけでなく、正しい形状やサイズに圧縮し、目的に合った錠剤やカプセルを効率的に生産する必要性もあります。また医薬品の製剤には、味や見た目を良くするために添加剤が使用されるといった側面もあります。

DFEファーマのOSDポートフォリオ

DFEファーマは、乳糖(篩過・粉砕乳糖を始め、OD錠用乳糖、スプレードライ乳糖、造粒乳糖、無水乳糖)、微結晶セルロース(MCC)、クロスカルメロースナトリウム等のポートフォリオといったOSD処方用の安定性の高い賦形剤の包括的なラインナップを提供しています。

100年以上の経験と専門知識を持つ当社は、お客さまのニーズと、当社の製品を毎日使用する何百万人もの患者さん、消費者のニーズに対して、長期的な貢献を約束しています。私たちは、製品の品質、技術的・規制の専門知識、そして実践的な市場サポートにおいて、お客様から高い評価をいただいています。

技術的なオプション

錠剤の硬度、溶出時間、安定性、有効成分の放出など、後工程で求められる性能を発揮する効果的な圧縮混合物を形成するために、様々な技術が利用されています。利用可能な技術にはそれぞれ、工程数、有効成分の特性や投与量、材料のコスト、スピード、そして何よりも求められる性能特性に関連した利点と欠点があります。有効で効率的な比較を行い、最善の意思決定を行うためには、いくつかの要素を考慮する必要があります。例えば、薬物特性、薬物の入手可能性、コストなどです。

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