3Dプリンターは、まだニッチな技術として捉えられていますが、製薬業界ではますます存在感を増してきています。私たちは、この技術革新が新たな可能性を切り開くと信じています。製薬業界における3Dプリンティングの用途は、臨床試験の準備やオーファンドラッグ、個別化医療やポリピルなど、多岐にわたります。

ここ数年、3Dプリンティングは、学術的な概念実証から実際の応用へと、その焦点が変わってきています。例えば、臨床試験用製剤の3Dプリンティングは、大きな潜在的利益をもたらします。3Dプリントは、第1相および第2相臨床試験で必要とされる薬剤の装填や少量バッチサイズに高い柔軟性を発揮します。その結果、必要な医薬品有効成分（API）の量が減り、開発期間が短縮されるため、コストを削減することができます。 オンデマンド印刷は、安定性向上策の必要性をさらに減らし、製剤設計者は添加剤含有などの機能を容易に利用できるようになる可能性があります。

この技術をさらに活用するためには、そのプロセスを十分に理解する必要があるとDFEファーマは信じています。私たちは添加剤のリーディングカンパニーとして、最適な添加剤を提案し、製造する重要な役割を担っています。私たちは、3Dプリントアプリケーションに最適な乳糖をアドバイスできるよう、20種類以上の乳糖グレードをスクリーニングしています。

3Dプリンター用にカスタマイズされた乳糖を製造することで、製剤設計に付加価値を与え、開発期間を短縮することができます。3D粉末ベッド印刷のような新しい技術との相性は抜群です。

DFEファーマ社の製品開発者であるKorinde van den Heuvel氏は、記事の中で、乳糖バインダーブレンドを使用して親水性/疎水性APIを3Dプリント錠剤にうまく配合できる方法を説明しています。

詳細については、お問い合わせください。また、個別化医療の実現から医薬品開発経路の加速まで、3Dプリンティングが医薬品製造にもたらす大きな可能性に関するホワイトペーパーをダウンロードしてください。