DFEファーマ、新CEOにスヴェン・アーベント氏を任命

ドイツ・ゴッホ ,
Sven Abend DFE Pharma CEO

製薬・栄養補助食品業界向け添加剤のグローバルリーダーであるDFE ファーマは、本日、スヴェン・アーベント博士が新しい最高経営責任者(CEO)に就任することを発表しました。アーベント氏は25年以上にわたりグローバルなビジネスリーダーシップを発揮してきた経験を持ち、2月1日付でCEOとしての職務を引き継ぎます。現CEOのマルッティ・ヘドマン氏は3年間にわたりDFE ファーマの発展に大きく貢献した後、退任を決定しました。

アーベント氏は、化学業界での豊富で多様な経験を有しており、直近では食品・健康・栄養・製薬業界向けゼラチンおよびコラーゲンペプチドを製造するGelita社のCEOを務めていました。これ以前には、Lonza社(最高戦略責任者兼最高執行責任者)、Kolb社(事業部長兼CEO)、Cognis社(製品管理およびキーアカウント担当)などの要職を歴任。また、キール大学(ドイツ)で化学の博士号を取得しています。

ロイヤル・フリースランドカンピーナのハーマン・エルメンス氏(ガバナンスボード代表)は、 「スヴェン・アーベント博士をDFEファーマに迎えられることを大変嬉しく思います。彼のグローバルな製薬業界における幅広い経験と、多国籍企業を率いた長年の成功実績は、DFEファーマを未来へ導くための理想的なリーダーシップを発揮するでしょう」とコメントしました。

アーベント氏は次のように述べています。 「DFEファーマに加わることができ、大変光栄です。DFEファーマは広範な添加剤カテゴリーにおいて世界をリードする企業であり、今後も事業を成長させ、お客様に高品質な製品と革新的なサービスを提供できると確信しています。新しい仲間と共に、さらなる成功に向けて尽力することを楽しみにしています。」

2020年以来、DFEファーマは、世界有数の多国籍乳製品企業であるロイヤル・フリースランドカンピーナと、グローバル投資会社CVCキャピタル・パートナーズが運営するCVCストラテジック・オポチュニティーズIIファンドによって、50%ずつ共同所有されています。このパートナーシップにより、DFEファーマはさらなる成長を遂げ、製薬および栄養補助食品分野のグローバルリーダーとしての地位を強化しています。