DFEファーマが迅速な製剤設計サービスを提供する 新拠点をインドに開設

DFEファーマは、「Closer to the Formulator」(C2F)センターを開設し、医薬品添加剤の専門知識をもって、製薬会社が「初回から適切な製剤設計」が実現できるよう支援を開始します。 Hyderabad, India ,
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インド、ハイデラバード - 2022526 - 医薬品および栄養補助食品向け添加剤ソリューションのグローバルリーダーであるDFEファーマは、本日、インド、ハイデラバードに新しいCenter of Excellence「Closer to the Formulator」(C2F)を開設することを発表しました。C2Fセンターは、インドおよび世界の主要な(バイオ)製薬企業や著名な研究機関が集まるゲノムバレーに開設ました。C2Fは、医薬品開発における全ての段階で高い専門性を発揮することで、製薬会社が製品の構想から最終製品を完成させるまでの期間を短縮することを支援します。

製薬会社は、高速生産に対応した堅牢な製剤を開発し、迅速に製品を市場に投入するなど、増え続ける課題に挑戦しています。規制に対する円滑な対応は、開発段階での意思決定に左右されます。競争の激しい市場で成功するためには、「初回から適切な製剤設計」が不可欠です。日本の製薬業界は、世界市場の約7%のシェアを占めています1 。  また、医療用医薬品市場におけるジェネリック医薬品の数量シェアは過去15年間で2倍以上に増加し、数量ベースでは80%に達しています2

この最新鋭の施設で提供されるサービスは、経口固形製剤の開発に特化しています。 その開発には、処方設計、スケールアップ、技術移転を含むあらゆる種類の承認申請前業務が含まれます。また開発する製剤は、OD錠、発泡錠、チュアブル錠、舌下錠、ミニチュア錠などの特殊な剤形が含まれます。また、C2Fは、湿式造粒から直打への転換など、効率化プロジェクトもサポートします。

このセンターでは、医薬品有効成分(API)*を扱っており、モデルAPIを用いた革新的なコンセプトを活用することができます。また施設は、打錠機、自動カプセル充填機、錠剤コーティング機、ブリスター包装機、安定性試験機、および最新の分析装置を備えています。C2Fは、製薬会社が医薬品を上市する際に、開発サイクルを短縮し、製剤コストを削減することを目指しており、複数のメリットを提供することが可能です。 

インド・テランガナ州政府のIT・産業・商業・都市行政担当大臣であるK.T. Rama Rao氏は、「製薬および栄養補助食品向け賦形剤ソリューションのグローバルリーダーであるDFEファーマをハイデラバードのゲノムバレーに迎えることができ、大変嬉しく思っています。製薬会社のバリューチェーン強化を支援するという大きな目的の下、Closer to the Formulator(C2F)の設立を支援してきました。テランガナ州政府は、州内のライフサイエンス企業がこの施設を積極的に活用できるよう、DFE ファーマと協力していきます。」と述べています。

「DFEファーマは、ハイデラバードの新しいCenter of Excellenceに数百万ユーロの投資を行いました。私たちの目標は、世界中の製薬企業が新製品を迅速かつ低コストで上市し、最初から適切な製剤設計ができるよう支援することです」とCEOであるMartti Hedmanは、述べています。更に「この新しいCenter of Excellenceにより、DFEファーマは、市場動向と技術革新を先取りし、安全で高品質な医薬品に対する患者さんのアクセスを向上させることに貢献します」とも付け加えています。

「1200平米の広さを持つC2Fセンターは、ハードウェアとデータ管理システムが統合されており、製品開発プロセス全体にわたり、最新鋭の設備、能力と資源を提供することができます。我々のサービスは、添加剤に関する最高レベルの専門知識を活用し、スケールアップに対応可能で、堅牢な製剤設計を実現します。この新しいセンターで、製剤設計に関する専門性を発揮し、お客様と協働していきます」とC2Fセンター長のAnilkumar S. Gandhi博士は、述べています。  

詳細については、メール(c2f@dfepharma.com)またはウェブサイト(https://dfepharma.com/c2f)でご確認ください。